「英語ができる人」に、海外で育った帰国子女や海外在住経験が長い人、留学経験のある人などが多いのは事実です。ただ、これから英語を身に付けたいという社会人にとっては、今さら長期留学は現実的に難しい。
一方、英語ができる人に「どこかに留学していたのですか?」と尋ねて「いえ、特に」という答えが返ってきたという経験はないでしょうか?
昨今は、テクノロジーの進歩とツールの利便性の発達により、「英語を学ぶ」「英語を身に付ける」環境は飛躍的に広がっており、国内だけで英語を身に付けたという人も少なくありません。筆者も海外在住や留学経験ゼロから英語学習をスタートしたひとり。その経験から、国内で、あまりおカネもかからず、かつ続けやすい英語学習10選をお届けします。
⑦洋楽を聴く
英語の歌を聞くことは娯楽のようですが、言語習得という観点から見ても、これは立派な英語の力を伸ばせる瞬間です。
ただ、大事な要素を抜かしてしまうと、聞いているだけになってしまい何も変わらない。大事な要素は「歌詞カードを見てなんと歌っているかを確認する」「一緒に口ずさみながら歌ってみる」。この2つがとても大事です。
歌詞を一度確認するだけで、「これまで気にしていなかった歌詞が耳に入ってきてなんて歌っているかわかる」という体験をしたことがある方は多いはずです。「鳥のさえずりは一生鳥のさえずり」という言葉があって、英語もなんと歌っているか解明しないかぎり、鳥のさえずりと同じ、「なんだかよくわからないもの」で終わってしまいます。
解明したら一緒に歌ってみましょう。リズムが合わなかったり、うまく歌えなかったりすると思います。それをできるように練習することは、英語が話せるようになるのと同じプロセスなのです。カラオケでも歌えるくらいに練習してみましょう。聞こえたとおりに、とことんまねをするのがコツです。
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