2016年7月28日木曜日

英語を喋ると顔つきが変わる?英語は日本語より顔の筋肉を使うので小顔になる?顔つきが変わる?

多言語を操るアーティストがインタビューにて、

「人の考え方や感情は話されている言語=話している言語の息の使い方・量で変わる」

と言っていたのをよく覚えております。

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発音は、体格や、筋肉、骨格など、体の構造
とも深い関係です。また、呼吸の方法とも
関係があるからでしょう。

言葉は、言の葉、心の表れです。
一方、呼吸は、体の調子の表れです。

言葉を正すと、心が変わり、呼吸を
正すと、体が変わるのでしょう。

そして、言葉と呼吸の関係は、心と体の
関係と同じように考えることも出来そうです。

ですから、

英語の発音がうまくなりたいと思っても、
単語を丸覚えするように、そうそう、簡単に
一夜漬けでは、うまくなりません。

また、呼吸により、気持ちや、ものの見方や
感じ方、考え方までが変わることを考えると、
発音の違いは、発音だけにとどまることなく、
その言葉や民族や考え方、感情、文化自体に
深く関わっていると思われます。

一方、文字というものは、その時の権力者や
支配者が何か目的を持って、短期間で制定する
ことにより作られることが多いようです。

文字は覚えるのも、比較的、簡単なはずです。

発音は、文字の場合のように、政治的には、
そう簡単には定着しません。

それは、発音を習得する方が、文字を習得する
よりも、人の体に深い影響を与えるからだと
思います。発音とは、文字よりも、人間と深い
関係があるのです。

長くなりますので、前置きはここまでです。


英語の発音の特徴ですが、1~10回まで、
下にメモしたようなことをヒントに、書いて
きました。つまり、

1回目は、ネコの鳴き声をヒントに、
2回目は、テレビのアメリカ政府の報道官の
     ジェスチャーをヒントに、
3回目は、バッハの曲を歌う、コーラス
     グループの練習をヒントに、
4回目は、ヨガの聖音(マントラ)の母音を
     ヒントに、
5回目は、クリントン大統領候補の演説での
     笑顔とあごの形をヒントに、
6回目は、機関銃の音をヒントに、
7回目は、歯の使い方をヒントに、
8回目は、くちびるの使い方をヒントに、
9回目は、頬(ほお)の形をヒントに、
10回目は、のどの使い方をヒントに、

書いてきました。

11回目の今週は、顔つきをヒントに、
書いてみます。

顔つきといいますと、鼻やら、目やら
眉毛やら・・・沢山あります。

でも、大まかにみた、顔のでこぼこを
今週は考えてみたいと思います。

欧米の人は、顔の彫りが深いですね。

我々、アジアの人は、個人差はありま
すが、比較的、平坦です。

そして、発音ものっぺりした感じの
抑揚と強弱が抑え目の、日本語が母国語
です。あまり、口を激しく動かしません。

この顔で、英語を発音すると、どうも
うまく行かないわけです。

意識して、顔をクシュクシュにして、
凹凸をつけるようにして、英語を発音
してみましょう。口をとんがらせて、
眉の間に、しわをよせたり、大胆に。

3は、英語で、three:スリーですが、
これは、歯と歯の間に、舌を入れて
舌の上から、泡が飛び出るくらい、
強めに、スリー!と吐き出します。

舌を、前に、下手をすれば、歯で
かむかもしれないくらい、思いっきり
前に出して、一気に、スリー!です。

また、

”全て”は、all:オール
”問題”は、problem:プローブレムですが

ここでのオは、ただのオではありません。
口を、縦長に、鼻の長さに負けない
くらい大きく伸ばして、”オー!”です。

”オー”ル、”プロォー”ブレムです。

さらに、

口の中は、なるべく大きな空間がある
方が、迫力のある英語になります。

つまり、以前書きましたが、英語を
話す準備体操として、口の中の空洞に
空けて、余裕をつくります。

まず、

”レロレロレロ”と数回発声します。

舌を、鼻の下から見えるほど出して、
大げさに、レロレロレロ、です。

これで、準備完了です。

破滅を意味する、ruin:ルーインも
普通に、ルーインと言っても通じない
かもしれませんが、レロレロレロを
した後に、ルーインと、一息に強めに
発音すれば、大分ましになるでしょう。

英語を話した後に、顔と口の周辺が
火照るように、柔軟に動かすことが
出来ていると感じられれば、次第に
発音も本物らしくなりそうです。

でも、顔の表面の動きは、表層筋と
言われる部分で、深層部の筋肉までは
簡単には変わりません。

最近、といっても、大分経ちますが、
筋力トレーニングの時に、今までの
ように、表面に見える筋肉(アウター
マッスル)だけではなく、深層部の
筋肉(インナーマッスル)を刺激する
方法が取り入れられています。

言葉の世界で、インナーマッスルを
刺激するとは、どういうことなので
しょう?

そして、我々の話す日本語、つまり
アジアの言葉と、英語などの西洋の
言葉との接点とはなんだろう?

これらのことを、総合的に見ていく
機会をつくりたいと考えております。

それにしても、暑いですね!

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