2015年2月9日月曜日

英語で書かれた原稿が、インドで編集されて本になる


海外の大学



英語で書かれた原稿が、インドで編集されて本になる

Cited from 日経ビジネスオンライン
URL : http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101028/216860/?P=3

英語で書かれた原稿が、インドで編集されて本になる

“正統な”英語を身につけ始めたインド人

彼女は、グローバルなバックグラウンドを持つ学生を長年教えてきた経験から、今年10月に『Global Cosmopolitans』という本を出版した。出版社はイギリスであるが、アメリカ英語で書いた。ビジネス書は一般的にアメリカ英語で書かれる場合が多い。

 さてこの原稿が仕上がった時、出版社は彼女の文章をインドで編集することに決めた。彼女の最初の反応は、「インド人にアメリカ英語の編集ができるのだろうか」であったという。

 もちろん、インドには英語を完璧に使える人が多い。ただし、インドで教えているのはイギリス英語である。このため、彼女は「アメリカ英語を立派に編集できる人材がいるのだろうか」と心配になったというわけだ。結局、出版社に説得されてインドで編集することになったが、完璧な米語で編集された完成版を見て、この心配は杞憂に終わったのである。

英語も米語も学ぶインド学生たち

 人件費の安いインドへのアウトソーシングは盛んであるが、アメリカ英語の編集までとは想像以上だった。英語圏の企業が、IT(情報技術)関連だけでなく、コールセンターなどの人材を求め、優秀な若い人材が豊富なインドへ続々と進出しているのは周知の事実である。最近では技術面でも優秀でかつ医療費の安いインドへ出向いて手術を受ける「医療ツーリズム」も盛んである。


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