最初は下手な英語でアウトプットをすることが大事だと書いてありますが、
これは日本人が一番苦手なことでもあると思います。
----------------引用---------------------
みなさんは、日本人俳優がハリウッド映画や日本のドラマで英語のせリフを流暢に話すシーンを見て、「あの俳優、英語が話せるとは知らなかった」と意外に感じたことはありませんか?
しかし、もともと英語が得意な俳優だから、英語で話す役に抜擢されたとは限りません。たとえ堪能でなくても、短期間で英語のセリフを自分のものにしてしまうのが俳優なのです。
そして、私たち(塩屋孔章とラッセル・トッテン)は、英語で芝居をする俳優さんに、英語を指導する「ダイアローグコーチ」という仕事をしています。
私たちが接してきた俳優さんはみな、仕事への情熱と驚異的な集中力によって、限られた時間の中で「自分の言葉」にする達人ばかりでした。数カ月間のうちに、テレビドラマの場合には数週間ほどで演技に必要な英語レベルに到達しています。
映画やドラマに使われる英語のセリフは、話し言葉(Spoken English)です。最低限、必要なのは「中学レベルの英語」で、それほど難解なわけではありません。
でも、その英語を駆使して、演技者として気持ちをこめて相手に伝え、それが観客にまで伝わるのは容易なことではありません。
俳優は、ただセリフを暗記してしゃべればいいわけではありません。文意を理解し、心をこめて語りかけるところまで、最短・最速でマスターしているのです。
この記事では、彼らが短期間で英語をマスターできる理由を明らかにし、そのテクニックを一般の英語学習に応用できるように解説していきます。
それでは、みなさん、一緒にレッスンを始めましょう。
下手な英語でもアウトプットしまくる
俳優には台本の理解力や演技力を支え、監督やスタッフの指示を理解してコミュニケーションする英語力が求められます。ただ、日本人が英語を話す役で呼ばれているわけですから、ネイティブ・スピーカーの英語力までは求められてはいません。
「ネイティブ・スピーカーのようにはしゃべれない」
「完璧にしゃべれるようになるまでは人前であまり英語を使わないようにしよう」
そんなふうに、多くの日本人の英語学習者が考えるように身構えていたら、その俳優は英語を上達させることができなかったでしょう。
From : 東洋経済オンライン
URL : http://toyokeizai.net/articles/-/114949
■■■■著書紹介■■■■
0 件のコメント:
コメントを投稿