グローバル化が進んだ昨今、海外出張は珍しいことではなくなった。とはいえ、はじめて海外に出張するときは、右も左もわからず、不安と緊張でいっぱいだろう。大きなミスをしないためには、どんなことに気をつければ良いか。海外出張の初心者がおかしがちな失敗のポイントを6つ挙げた。ぜひ参考にしてほしい。
仕事道具は機内に持ち込み荷物トラブル回避
1.スーツケースは50~60リットルが鉄板
スーツケースのサイズは迷うところ。土産を買って帰ることを考えると、大きなサイズの方が良さそうだが、移動が多いとジャマになる。
『はじめての海外出張』の著書を持つトラベラーズカフェワールドギャラリー代表の橋場泰樹氏が薦めるのは、50~60リットル程度。キャスターは4輪全てが360度回転し、車輪の直径が5cm以上のものが使いやすいという。
「50~60リットルでは足りない」と感じるかもしれないが、機内持ち込みのバッグに仕事道具を入れるようにすれば、なんとか足りるはずだ。
2.スーツケースに仕事道具は入れない
機内に持ち込む手荷物には機内で使うものだけを入れて、残りの荷物はスーツケースに入れて預ける。一見、問題なさそうな行動だが、途中で飛行機を乗り継ぐときには要注意。乗り継ぎする空港で、積み込みミスが発生し、最終目的地でスーツケースが出てこないことがよくあるからだ。
橋場氏は添乗員時代、このトラブルに何度も遭遇したという。
「下手すると、到着まで2、3日かかることも珍しくありません。最悪だったのは、大半のお客様のスーツケースが見つからないのに、自分のスーツケースだけ出てきた時。この時は、本当に気まずかった……」(橋場氏)
From : 東洋経済オンライン
URL : http://toyokeizai.net/articles/-/127660
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